今日は株式会社GAパートナーズのサイト『広島つながる倶楽部』に 僕の記事が
掲載されましたのでご紹介します。
今回この『広島つながる倶楽部』というサイトは立ち上がったばかりで、その
第一回目に取材を受けて、こちらのサイト内の『今月の逸品』というページに
掲載されています。
よろしかったら覗いてみて下さいねw


ここからは、同じ内容を記載しますw
ウェグナーとチェアと僕。
幼い頃、画家であった祖父のアトリエのソファで、一日の大半を過ごしていた。
厳しいけれど、僕には優しい笑顔を向ける祖父のそばにいることができるその場所は、
僕の特等席だった。そのせいか、子どもの頃より「ソファ」「チェア」というものに、
とても興味を持っていた。
そして、高校生になったある日、ウェグナーのこのチェアに出会った。
外国の雑誌の何気ない1ページ。紳士がゆったりと腰かけていた。
「PP19」というこの椅子は、「テディベアチェア」とも呼ばれている。
ウェグナーの椅子の中でも1番の座り心地と言われる椅子だ。
「ウェグナーの椅子は世界一」という人は多い。
だからこのチェアが世界一と言われている所以はそこにある。
特長的なのは、ヘッドの部分の両サイドにウイングが付いていて、足をひじかけに預け、
身体を斜めに傾けて座るルーズな姿勢でもゆったりと座れるようになってること。
僕が高校生の時に見た雑誌の紳士も、その姿勢で写真に納まっていた。
それがとてもかっこよく見えた僕は、
「いつか、自分もこのソファを買えるようになりたい。
そして、この紳士のように、ゆったりと座り、本を読んでみたい」と思った。
振り返れば、その時の気持ちが、今の仕事の根底になっている。
北欧家具の魅力
北欧に住む人は、冬がとても長いため、大半の時間を家の中で過ごす。
その間、外は真っ白な雪に覆われているため、自然を感じることが出来ない。
だから家具をはじめとするインテリアに自然界のいろいろな曲線を取り入れている。
実際に北欧の家具職人に会って話を聞いたり、その技を見ていると、
とても落ち着いた気持ちになれる。
家具に囲まれていると、日常がとても豊かな気持ちで過ごせるようになることが
北欧家具の最大の魅力ではないかと思う。
日本の生活スタイルの中では、畳文化だったこともあり、一部の人達を除いて
ほとんど「椅子のデザイン」は意識されて来なかった。
「椅子」というのは、ただ単に座るものということではなく、インテリア全体を
イメージづけるものであり、むしろインテリアの中心と言ってもいいと僕は思って
いる。毎年北欧を旅をしていると、印象的な椅子にいくつか出会う。
だけどそれは家具店で売られているものではなく、だれかの家にあるものだったり
するのだ。「一生モノ」の椅子に出会い、手入れをしながら使う。
持ち主が先にいなくなってしまう椅子も多い。そして次の持ち主(家族や友人)に
受け継がれ、手入れされ、その存在感はますます増していくのだ。
大きな古時計の歌があるように、椅子=自分史という考え方も素敵なのではないだ
ろうか。
僕のショップでは、僕の目で選んで直接買い付けて来たものが多い。
自分の目で見て気に入ったものしか置きたくない。
時々「ぶれないですね」と言われることがあるが、自分ではあまり意識したことは
ない。でも、ぶれない原点は「好き」ということにあるのではないかと最近思う
ことがある。
本物の北欧家具をたくさんの人に直接見てもらいたい。
きっと本物に出会うとその魅力は、すぐにわかってもらえるのではないか、
また出会ったときに、人を魅了できること、それこそが北欧家具の魅力では
ないだろうか。
[事業内容]◎広島市でインテリアショップ・北欧家具販売
◎広島市で住宅/店舗デザイン・リノベーション
◎広島市で不動産売買・賃貸・管理業
◎広島市でムレスナティー紅茶販売
[住所]〒734-0005 広島市南区翠4-11-7
[営業時間]PM12:30/PM19:30
[営業日]月・火・水・土・日[休日]木・金
[電話番号]082(236)7773[FAX番号]082(236)7774
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